Chief director belief理事長所信

2020年スローガン

一致団結〜みんなで成し遂げようそしきづくり、まちづくり、ひとづくりを〜

はじめに

 泉佐野青年会議所は、本年創立63年を迎えます。青年会議所運動は、戦後の荒廃の中から新しい日本再建 の使命に燃えた祖国を愛する青年のやむにやまれぬ想いが生み出した運動であり、先輩諸兄姉の皆様が、その 想いを胸に運動活動されてきたことで、今日の泉佐野青年会議所が存在します。
 創立当初より今日に至るまで、泉佐野青年会議所の発展にご尽力いただきました先輩諸兄姉に敬意を表し、 また私たちの運動にご支援、ご協力賜りました地域住民、地域行政、関係諸団体の皆様に心より御礼申し上げ ます。
 さて、本年度は、基本理念として「一致団結」をスローガンとさせていただきました。青年会議所の綱領の 一節には、「明るく豊かな社会の実現」との言葉があります。私は、明るく豊かな社会を実現するためには、 青年会議所メンバーのひとり一人の力を結集し,結束することが必要不可欠です。そして、青年会議所メンバ ーの結束が強まれば、おのずと強靭な組織が築かれると確信をしております。
 本年度は、青年会議所メンバーが、それぞれ一致団結というスローガンを掲げ、一人ひとりが自負をもって 青年会議所運動活動を行うことで、泉佐野市、熊取町、田尻町を「明るく豊かに」することを目指してまいり ます。

〜みんなで成し遂げようそしきづくりを〜

 組織とは、人の集まりであります。組織で運動活動することのメリットは、個の力ではなし得ない集団とし ての大きな力を発揮することができることです。しかしながら、組織のメンバー一人ひとりが、それぞれ違う 方向で運動活動したとしても、大きな力とはなりません。組織をより強靭なものとするためには、それぞれの 個を尊重しつつ、個と個の結びつきを強くし、意見を交わしながら団結することが必要不可欠であると確信し ております。
 本年度は、時代の変化に対応できる個と個の結束、組織の強化を一致団結して推し進めてまいります。
 また、広報活動は、青年会議所運動を対外に発信することであり、我々の運動を地域の方々に知ってもらう ために必要不可欠な活動です。ところが、広報活動は、情報発信手段の多様化に伴い、広報手段は拡大する一 方、どのような広報手段が、効果的かについては、いまだ手探りの状態でもあります。
 我々の運動活動を効果的に対外対内に発信するために、青年会議所メンバーが一致団結をして様々なアイデ アを出し合いつつ、効果的な広報活動を実施してまいります。
 そして、効果的な広報活動の先にある地域住民の方々や各種地域団体の方々との信頼関係を築き上げること や志を同じくする新入会員候補者へのメッセージとなることを一致団結して追求してまいります。

〜みんなで成し遂げようまちづくりを〜

 泉佐野青年会議所の先輩諸兄姉が、関西国際空港の誘致運動にご尽力され、その結果、1994年、関西国 際空港が開港しました。そして、2011年頃から訪日外国人の数が増加し、2018年には、年間約600 万人の訪日外国人の方々が関西国際空港を利用して日本を訪れています。泉佐野市、熊取町、田尻町は、関西 国際空港の近隣都市であり、訪日外国人との関係は、まちづくりにおいて切っても切れない状況となっていま す。また、本年は、東京オリンピックが開催され、さらに2025年には、大阪万博が開催されることとなっ ており、これまで以上の多数の外国人の方々が、関西国際空港を利用して日本に訪れることになるでしょう。
 もっとも、我々の青年会議所が運動活動する泉佐野市、熊取町、田尻町エリアは、訪日外国人の数こそ増加 していますが、残念ながら旅行者にとって目的地とはなっていません。このような課題があるからこそ、私は、 我々のまちの魅力を対外に発信することが急務であることは明らかです。
 そして、我々が住み暮らすまちの魅力を対外に発信するためには、泉佐野青年会議所メンバー一人ひとりが、 自分自身のまちに興味を持つことが重要であります。そして、まちに興味を持つことで、まちの課題が見え、 その課題を解決したいという想いが芽生えるでしょう。
 我々青年会議所メンバーは、常にまちとともにあるという感謝の気持ちを抱きつつ、まちづくりをけん引す るオピニオンリーダーとして自負をもち、青年会議所運動活動を通じて、まちの課題を解決してまいります。
 本年度は、青年会議所メンバーが、一致団結をし、泉佐野市、熊取町、田尻町の魅力を対外に発信すること で、より良いまちづくりを実現するための運動活動を推し進めてまいります。
 また、まちは、そのまちに住む-一人ひとりの人によって形作られます。したがって、まちづくりにかかせ ないものは、ひとづくりです。そして、将来の地域を支える青少年の育成は、将来のまちの発展には欠かせな いものです。
 しかし、近年、情報通信手段の発展に伴い、多種多様な知識や情報を簡単に得ることができる一方、その知 識や情報を正確に分析する能力を欠くことや道徳心やコミュニケーション能力の低下など様々な問題を抱え ています。健全な青少年育成は学校教育だけ任せれば済むといったものではなく、家庭のみならず地域社会の 人と人の触れ合いによって青少年を育成するということが必要です。
 そこで我々は青少年に対して、人と人が触れ合う必要性を伝え、人と人がより良く触れ合うためには、他人 の痛みがわかることや他人を想いやる気持ちがいかに尊いことであるかをテーマとし、青年会議所メンバー一 人ひとりがアイデアを出し合い、一致団結をして事業を構築し、青少年、地域社会に対して発信してまいりま す。

〜みんなで成し遂げようひとづくりを〜

 青年会議所運動活動は、限られた時間の中で、同年代の品格ある青年経済人が、まちの課題を調査し、事業 の計画を立て実行し、それを検証するプロセスを経るというところに青年会議所の特色があります。これは、 青年会議所運動活動にかかわらず、人がより良く生活するうえで、重要なスキルでもあると考えます。本年度 は、青年会議所メンバー一人ひとりが、それぞれの事業を通じて、成長することを目標に運動活動を実施して まいります。
 ところで、日本青年会議所の全体会員の数は、全体的に右肩下がりの状況です。その理由については、経済 的な事情やその他様々な事情があると考えられます。このような現状のもとであったとしても、「明るく豊か
な社会の実現」のための青年会議所運動活動をより充実させる必要があります。そして、そのためには、青年 会議所運動活動の趣旨に賛同する一人でも多くの同志が必要です。青年会議所の入会資格は、20歳から40 歳までの品格ある青年に与えられます。本年度は、魅力ある事業を通じて、まだ出会えていない新入会員候補 者に対して、青年会議所の魅力を伝え、一人でも多くの同志を見つけてまいります。
 また、青年会議所は、このようなスキルだけを学ぶ場ではなく、まちの同年代の青年経済人が、まちための 事業を構築するうえで様々な苦楽を体験し、そこで、青年会議所メンバーがそれぞれ助け合いの精神を持つこ とで、一生の友情が芽生えることとなるでしょう。
 このような青年会議所運動活動の魅力を正確に新入会員候補者に対して周知し、メンバーが一致団結をして 新入会員の拡大を推し進めてまいります。

〜さいごに〜

 私は、高校卒業後、10年間大阪を離れ生活をしていました。地域を離れ生活をしていると、我々のまちの 魅力、あたたかさを、身をもって知るに至りました。私は、その後地域に戻り、この素晴らしい地域のために 役立ちたいと考え、2015年に事業を開始しました。その際、当時の会員開発委員長から、青年会議所に入 会してみないかと誘われ、右も左もわからない状態でしたが、入会を決意しました。
 私が入会してからは、様々な青年会議所メンバーや先輩に青年会議所とは何かということを教えていただき ました。そして、青年会議所の各事業は、当年の理事長の想いを反映し、そして、各委員長がその想いに応え 具体化した素晴らしい事業ばかりで、新入会員の私にとって、青年会議所メンバー一人ひとりが、とても輝い て見えました。
 青年会議所運動活動は、地域社会にとって必要不可欠なものであり、決して途絶えさせることがあってはな りません。時代の変化に則しつつも、未来に継承していくべき団体であると確信しております。
 そのためには、現在所属しているメンバー一同が、一致団結をして魅力ある事業を実施することが欠かせま せん。
 本年度のスローガンである「一致団結」を基本理念とし、泉佐野市、熊取町、田尻町を「明るく豊かに」す るための魅力ある事業を展開してまいります。
 泉佐野青年会議所の魅力、伝統を未来に伝えていくために。