アイザック・ニュートンは手紙の中で、「私が遥かかなたを見渡せたのだとしたら、それはひとえに巨人の肩の上に乗っていたからです。(If I have seen further it is by standing on the shoulders of Giants.)」と述べています。 この意味は「先人の積み重ねた発見(成果)に基づいて、つぎの新しい発見を行う事」とされています。新たな成果は、過去の成果や知識の上で生まれるという考え方とも言えます。 泉佐野青年会議所には1957年より積み上げてきた成果や経験があります。この成果や経験に基づいて、よりよい未来を作りたいと思い本年度のスローガンにさせていただきました。 そして青年会議所では毎年様々な役職を経験することが出来ます。その中には普段自身が経験しないことも多くあるでしょう。これらの諸先輩方の作り上げてきた発見や 毎年そこにある役職、または青年会議所そのものを巨人と考えましょう。自分たちが普段生活しているときには接しないものに接した時、我々は巨人の肩に乗っているということになります。 その巨人の方から見える高さは普段の自分の目線より高いものになるでしょう。本年は巨人という機会にどんどん飛び乗っていきましょう。 遥か高いところから見渡す景色はきっと私たちのイメージを高めてくれます。
第68代理事長 道明 陽介 理事長所信